気づいたら診断から5年ほど経ってた
落ち着きが 無いねと医者が 言ったから 12月は 診断記念月 #サラダ記念日風に言おうとしたけどどう頑張っても語呂が合わなくなる
— オメガ (@puremind1994) 2016年12月3日
ということで,気づいたら診断から5年くらい経ってました.色々あったので,時系列でざっくり振り返ってみますね.
年表(症状自覚~現在)
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2010年冬?(中3の終わり):何かのきっかけでADHDを知る.同時に「もしかして:自分」と自覚を若干持つ.肝心なきっかけが思い出せない....
- 2010年春(高専本科1年):友人の紹介で学生相談室に駆け込む
- 2011年夏(本科2年):そろそろ限界を感じ診察予約を取る
- 2011年冬(本科2年):診断.問診と成育歴とWAIS-Rにて.コンサータ18 mg服薬開始(当時17歳.この時は18歳手前から服薬してればそれ以降も延長できる制度だった).
- 2012年1月 or 2月:コンサータ27 mgへ
- 2013年4月:(本科3年)コンサータ36 mgへ(現在も変わらず)
- 2013年12月:祝!コンサータ成人適応承認!
- 2015年4月:高専専攻科入学
- 2015年夏:ストラテラ服薬開始(寝起きが悪すぎたため.現在は25 mg)
- 2016年夏:大学院合格(そのうち記事にするかもしれない)*1
- 2016年12月:現在に至る(専攻科2年在学中)
今になって思うこと(服薬の面)
少なくとも,診断受けて服薬を始めたことはプラスになっていると思います.それまではいつも何かのタスクに追われているような感じで,頭の中がいっぱいいっぱいで,だけど肝心なことには手が回らない...というしっちゃかめっちゃかな感覚でした.今は大分楽です.解読可能なレベルでノートを取れる事が多くなりましたし,行動するときも昔より頭に余裕が出ました.人混みのしんどさも減りました.
ただ,服薬前に思い描いていた状態とはかなり違います.相変わらず整理整頓はできませんし*2,服薬していても授業がちゃんと聞けない日もあります.先延ばし癖も相変わらずで,課題はよく遅れていました.問題をちゃんと解ききっていたのにレポートにする段階で頓挫して提出できない事案とかありましたし.服薬していなかったらもっとひどかったのかもしれないし,それとも"私の先延ばし癖"(病的惰性?)にコンサは効果がないのかもしれないです.確かにタスクの細分化はしやすくなったけど,「細分化しよう」という気になるまでがしんどいんですよね...*3.それと,本科4年辺りから寝起きが悪化して欠席と遅刻のオンパレードになりました.今も闘ってます.月曜つらい.
とまあこんな感じで,周りから見たら服薬前後で変わっていないのかもしれないです.むしろ酷くなってるんじゃ?と思う人もいる可能性が....自分でも,「なんだ,結局定型発達者のような力は到底出せないのね...」と落ち込むことがあります.
ただ,表面に現れる様子より自分自身の感覚を重視してみると,
「同じことをしようとしたら,服薬前より楽な事の方が多い」
と感じています.結局なんだかんだ言って,コンサータにはお世話になっています(近年はストラテラも).
診断についてあれこれ
初診まで2年近く寝かせた(自助努力で何とかなるんじゃないかと思っていた)割に,初診から診断まではわずか1か月でした.そのためか,診断直後は,「まさか本当にADHDだったとは...ほかのケースに比べたら症状重くないと思ってたけど」という気持ちがありました.今となっては「ああやっぱりADHDだわ」と開き直る事も多々.良くも悪くものんびり生きています.
…ぶっちゃけた話をすると,来世があるなら定型発達になりたいです.パフォーマンスに安定感が欲しいし,動画で見る自分の動きが言いようのない落ち着きのなさでちょっと凹む.静止画でも何となく落ち着きがない. 現世で定型になれるって言われたら...うーん...どうしましょう.そこは即決できないですね.22年間これなんで.