ADHD高専生、院生になる

(旧ブログ:はいぱーあくてぃぶらいふ) 7年間高専に通った物好きが大学院生になりました。

人混み克服…?

昨日友人達と高速バスに揺られながら東京へと行って参りました

実は3月に入ってから2度目の東京入りでした。片道3時間半~4時間の長旅ですw

 

1回目と今回で決定的に違ったことがひとつ。

それは「コンサ服薬の有無」

実は1回目は、「遊びだからいいかな」と思い服薬してませんでした。シラフです。(基本的に遊びの日は休薬してます)

 

2回目の旅であった昨日も遊びで行ったのですが、今回は服薬しました

一番の、というかただひとつの理由は「人混み対策」

 

人混み…それはADHDはじめ発達障害者の天敵であろう存在…

いわゆる「普通」の人でも人混みが苦手な人は多いでしょうが、発達さんには相当きついと思われます

私は多分、まだマシな方だと思いますが…(テンションでなんとかごまかしてその場にいられるレベル)でも疲労感がすごいです。がやがやしてるから会話も辛い。

なぜ、こんなにも人混みが苦手なのか…考えられる理由を考察しました(お、この表現高専生っぽい?笑)

とは言え、よく言われている話だと思うので新規性なんてありません…w

 

~人混みが苦手な理由(自分の場合)~

 

その1、選択的注意力が低いため、刺激を適切にカットできない(脳内スルースキルの欠如)

 通常、脳は入ってくる様々な刺激の中から必要な物を選び、それ以外はシャットアウトしています。ようするにスルースキルです。だからこそ、ある程度ガヤガヤしていても会話できるし、物事にも集中できるのです

ところがその機能がないと、あらゆる刺激に気がそれることになります。

人混みなんかはあらゆる刺激のオンパレードですから、そりゃあもう大変です。

受付が不在なせいでチケット無しでも入れてしまうコンサートを想像していただけるといいかなあ…と。なかなかカオスですよね。端極な例ですがw

 

その2、脳内メモリが足りないため少しの刺激でフリーズ(一昔前のスマホ?笑)

 スマホとかPC使っている方は、メモリを気にしたことがあると思います。さまざまなプログラムを動かしてるとメモリが消費されます。そして不足すると動作に影響が出ますね。

人間の脳もメモリが不足すると物事の処理に影響が出ます。フリーズする…とか。

私の脳みそはメモリが足らんのでしょう、低スペックなスマホみたいな…

すぐにメモリがいっぱいになります…。当然人混みで受けるたくさんの刺激で簡単にメモリ不足ですw

 

 

とまあこんなかんじで人混みがダメなワタクシ、今回はコンサが人混みでどのくらいできる子か試してみました。

結果は…

期待通りのできる子でした。

そりゃあもう感動しました「あれ?人混み…そんなつかれないぞ!」と。

明らかに感覚が違いました。いつものいっぱいいっぱいになる感じがないのです。

よくよく考えてみれば、上記の2つの原因が改善されるのは、今までの服薬で分かっていたことでした…w 

ということで今度から遊びの時でも、人混みへ行くときは服薬していこうと思います